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日本での英会話ビジネスは再び加熱している?
まだまだ、日本では英語ができる事が特別な事のような風潮があります。そして街中にはおびただしい数の英会話スクールのビルボード広告、電車の中にも中吊り広告やドア脇の広告枠など至る所で目にします。
そしてオンラインでは様々なメソッドの紹介、昔からある某聞き流すだけの教材から怪しげな情報商材まで登場しています。あのライザップもダイエットに続いて英会話スクールを始めたようです。そしてそれらのスクール費用は決して安い金額ではありません。
かつてはNOVAの経営破綻から始まった駅前英会話教室のビジネスモデルの崩壊、そして近年はオンライン英会話の台頭で、街中の英会話スクールは厳しい冬の時代を迎えたかのように見えました。
しかしここ数年の英会話スクールは大量広告投下、オンラインでのCMも多数、某大手は石原さとみというトップ女優を使い続けていますよね。
このことからもいよいよ日本社会も本格的に英語運用能力を有する人材が必要とされる時代に入った事が分かります。
英語のプロというよりも英語でコミュニケーションが取れる人材が必要とされる時代
現在は、かつてのように同時通訳や翻訳家など、英語運用能力が極端に高い人材が大量に必要とされているわけではなく、実際にビジネスシーンで交渉する能力、基本的な接客ができることなど、より実践的な英会話力を持った人材が必要とされているのです。誰もがネイティブスピーカーのように自由自在に英語を操れるようになる必要はないのです。
もちろん最終的なゴールを高いところに設定するのはいいことだと思いますし、高い目標をに向かって頑張る事ができる人はそれでいいのです。しかしそこまでハイレベルな知識を持たなくても英会話でコミュニケーションを取る、そして英語を使った環境の中で働くという事は十分できるのです。
仕事で英語運用能力が必要になった方、今まで勉強はしてこなかったり、英語に苦手意識を持っている方もたくさんいると思います。かつて英会話スクールに通ってはみたけども続かなかった人、英会話の教材を買っても英語力が身につかなかった人、本人にあったペースで正しい方向性さえ大まかに捉える事ができれば、自然と英語を話すようになる日は必ずくるのです。
完璧主義だと伸びにくい
英会話の広告や特集でよく耳にするフレーズ、ネイテイィブのような発音、流暢な英語。これを目指すのが悪いとは言いませんが、目指す必要は正直言ってないです。
第二言語として英語を話すのはもはや現代の国際社会では当たり前、世界の事実上の共通語として話されています。いわば異言語間を繋ぐインターフェースが英語なのです。もはや、英語を話す人の総数でいうと、ネイティヴスピーカーよりもノンネイティブの話者の方が多い状況です。
このような状況では必要な事を簡潔に的確に述べられるような英語が理想です。小難しい言い回しや文法理論や流暢に滑らかに英語を話すよりも、分かりやすい、誰の頭にもスッと入ってくるう英語を話す事がビジネースシーンにおいても、異文化コミュニケーションの場においても重要になっているのです。
香港やマレーシアなど非英語圏出身の方が多く集まるエリアで話されている英語は分かりやすい明瞭な表現が好まれます。そして発音はそれぞれの人たちの母国語の影響を受けているので、皆それぞれ独特です。
これはヨーロッパ圏出身のの人たちと話す場合も同じで、彼らと話すときは、それぞれの母国語の発音から影響を受けているのが見て取れます。もちろん個人差は大きいですが英語のイントネーションや発音から彼らがどこ出身なのか推測できる時もあります。しかし共通しているのは彼らは簡潔な分かりやすい表現で話すという事です。
シンプルで分かりやすい表現から身につける
英語を勉強し始めた当初は簡単なことすら説明できなくて、この先英語力を伸ばす事が出来るのか?と不安になる事もあるかも知れません。ただ忘れないで欲しいのは継続さえしていれば、確実に昨日の自分よりも今日の自分の方が成長できているのです。日常生活に必要な表現を一つ一つ覚えていけば確実に前へ進んで行き、英語を話せるようになるのです。
まとめると
- 自分にあった勉強法で学習する
- 最初から完璧な発音や文法を求めすぎない
- 短時間でも出来るだけ毎日継続して学習する(パターンの長期記憶可)
語学学習は楽しくなければ継続するのも中々難しいでしょう。自分にプレッシャーを掛け過ぎず、大きく構えて学習していくのがコツです。
さらに具体的な勉強法は他の記事で紹介していきます。